Spa on 9th 〜スパ・オン9〜
『香港人が考えるバンコク的隠れ家スパ=モダンエキゾチック風?の巻』
夜の景色が素敵な「Spa
on 9th」。2003年8月にオープンし、その幻想的な一戸建てスパの
広告にずっと目を奪われていた。簡単な内装工事を残していたため、完全な状態を見たいと予約を延期しウズウズしてきた頃、ついにスパに潜入するチャンスがやってきた。
日本人も多く住む高級住宅街を入って行くと、想像とは違う明るいイメージのスパが現れた。まだ明るい4時前、枕木でアジア風に作られた駐車場と屋外プールがリゾートらしくて爽やか。これまたアジア風のどっしりとした木の扉を開けると、
「サワディーカー」とレセプショニストが笑顔で迎えてくれた。
暖かいむくもりのある木とビビットな色を組み合わせたソファやインテリアなど、モダンアジアといった感じでセンスがいい。冷たいお茶を頂きながら、まずはカウンセリングシートを書き込む。カウンセリングと言っても、どこをマッサージして欲しいか、欲しくないか、マッサージの強さの好みなど基本的なことのみなのでご心配なく。書き終わると間もなくお部屋に案内してくれた。
お部屋はタイシルクが壁にかかったシンプルな作り。光が差し込むおしゃれな木の扉の向こうには、シャワーももちろんある。服を脱いでバスタオル1枚になり、(紙パンツはお好みで)着替えの準備が整ったら鳴らすためのベルまで用意されている。これってポイント高いのよね。まだ終わってないのに戸をたたかれると何だか焦ってしまうし、とっくに終わっててるのになかなか来ない、なんてこともよくある。
器になみなみと入っているHoney
Glow Sclubには、ハニー、ペパーミント、ゴマなどが入っていて香り高い。新鮮であることがよくわかる。足から順番にスクラブされ、上半身までくるとその香りですっと力も抜けていく。スクラブが終わるとシャワーを浴びる。ベッドから起き上がる前にお湯を出していてくれ、日本人好みで暖かく水量も多い。私の安アパートのものより、もちろん断然いい。気分もさっぱりした所で、次は「Spa
on 9th Massage」を。カウンセリングシートで強さを「ミドル」と希望したために選んでくれた、タイマッサージとアロマテラピーマッサージをミックスさせたメニュー。シャワーでさっぱりしたはずなのに、ベッドに横たわるとまたまた体から力は抜け、ドロンと溶けていくような眠気が襲う。このリラックス感がたまらない!
タイマッサージは実はあまり好きではない。というのも、タイマッサージと言えばそこらにある安いマッサージ屋が思い浮かぶけれど、とにかく清潔感がないし、安全性もないし、マッサージ師によってかなり差があって手を抜かれたりもするし、アクロバット的なところがどうも気に食わない。でもさすがここはスパ。ストレッチを混ぜていくところがタイマッサージ風だけれど、丁寧に徐々に力を入れていき、それが丁度よくて気持ちいい。さすが仕込まれている。アロマオイルのなめらかさともうまくマッチしてる。
今回のスパ体験は45分の「Honey
Glow Scrub」(1,100B)と1時間半の「Spa on 9th Massage」(1,800B)。何だかとても短く感じた。最近だんだん贅沢になって、フェイシャルもセットになっているような長時間コースでのんびり1日かけて楽しむことがやめられない。今回はあまり時間がなくて残念だったけれど、次はぜひそんなコースをしてみたい。(若返りフェイシャル!!が付いたパッケージもあります!)
終わる頃には日も暮れ、至る所にろうそくの火が灯っていた。だからこんなにも夜が幻想的なんだ。入り口のドアの外にもろうそくは並んでいて、(あ〜ここを出るとまた日常に戻るのね…)とちょっと悲しくなった。ケチっていつものごとくバスで帰路についた私だけれど、ここはタクシーでホテルやご自宅まで乗りつけて頂くことをおすすめする。お布団に入るまでゴージャスな1日をぜひ過ごしてほしい。
スパの近くには、「ロイヤルキッチン」というおいしい中華レストランもある。お友達と一緒なら、ぜひぜひお立ち寄りを!
取材・執筆:Cika(avenu) 写真:Noom(avenu)
※記事の内容は2003年9月現在のものです
|