Siri Giriya Spa 〜シリ・ギリヤスパ〜
『欧米人好みのリゾート感覚、しかし中身は本気のスリミング!の巻』
スパに『隠れ家』という枕詞がつくと、それだけでオタク心をくすぐるものがあるけど、ここ最近バンコクにもこういったスパが数多く出現し、隠れ家の定義とは何ぞや?と思っていたところへ新しいスパができたとの情報が入った。なんでも、英字新聞バンコクポストで紹介されて以来、欧米人客が後を絶たないという。場所を聞くと、BTS最終駅のオンヌットにあるそうだ。これぞまさしく本物の隠れ家??早速潜入してみなくては!
スパに到着して目を引いたのが、オープンエアーのとっても快適なエントランス。証明を落とした渋い雰囲気のアジアンスパが多い中、こんな開放的で明るい雰囲気はまるでリゾートにいるみたい。さっそくお茶を頂いてお勧めのコースを紹介してもらった。このスパのウリは何と行ってもスリミングに的を絞ったコースが豊富なこと。今日私が体験するのは、「Siri
Specialty Treatment」3時間コース。減量とセルライト除去を目的としたこのコースは、密かに訪れる在住外国人マダムや芸能人を虜にしているらしい。最近運動不足とビール腹が気になる私にはもってこいのコースだ。
個室に通されてまずはお風呂。といってもただのお風呂ではない。ここからすでにスリミングへの道が始まっていたのである。茶色のお湯に一瞬ギョッしたが、20種類以上のタイハーブが煮込んである他のスパではなかなか見かけないハーブ湯。お湯は、お風呂に慣れているはずの日本人でもちょっと熱いと感じるくらいだから、タイ人スタイルのぬるいお湯でくしゃみをしてしまうなんてこともない。体を沈めると、でるわでるわ、びっくりするくらいの汗の量!熱いから、というよりも、ハーブの効果で体の中の毒素がどんどん放出されているみたい。途中で何度も水を飲むように勧められる。しかもぐびぐびといくらでも体に入ってしまう。そのうえなんと、セラピストが浴槽の中に手を入れ、私のゼイ肉をもみ始めたではないか!!腕、お腹、足全体をまんべんなく揉み解され、お風呂から出る時にはもう抜け殻状態。この20分間だけでも校庭10周走ったくらいの運動量はありそう?
ベッドにあがってお次はスクラブ。タイハーブ、蜂蜜などの中から選べるようだが、断然ハーブがお勧めだそうです。先ほどのお風呂でお肌はもうふにゃふにゃなので、あまり力は入れずに十分老廃物が落とせるそう。ひんやりしたスクラブの感触が気持ちいい。しばらく放置して乾きかけたところを、すかさずこすってつるつるお肌の一丁あがり!
シャワーを浴びて、お次はこのコースの目玉、その名も「Fungo」。一体何だろうと考えていると、四角いビニールの枕のような物体が、いくつも運ばれてきた。触ると熱い。中には、ハーブを煮詰めたものが詰まっているという。これを敷き詰めた上にタオルを敷いてねっころがり、足やお腹など気になるところに上からも載せられてサンドイッチ状態。さっきのお風呂といい、これだけハーブを使って固まった脂肪をほぐしてくれれば、にっくきセルライトだってイチコロのはず!ぽかぽか&適度な重みがすごく気持ちよくて、あっという間に爆睡してしまった。一体どれほど時が経ったのか気づかない間に体に載っていたものは全て取り除かれ目覚めると、またまたものすごい汗の量にビックリ。体は芯まであったまっている。こんな状態でスリミングマッサージをしたら、それはそれは効果抜群であろう。
さあ、いよいよマッサージ。スペインから輸入しているというスリミングクリームをふんだんに使用したマッサージは足から始まった。スリミングマッサージ初体験の私は、これまでの疲労回復やリラックス目的のマッサージとは全然違うことに気づかされる。スパオリジナルの技術を駆使した特殊なマッサージ方で脂肪をやわらかくして押し出し、セルライトに確実に働きかけているのが素人の私でも分かるほど的確だ。スリミングなんていったら、もっとガシガシと激しいのかと思っていたら大間違い。優しく、でも確実にねらいは定まっている感じ。「ゼイ肉よ、飛んでけ〜!」と念じながらマッサージを受けること数十分。最後にシャワーを浴びてコース終了。
とにかく良く汗をかいたので、体がとっても軽いし気分爽快。ローカロリーのサラダとお茶を頂いて、中庭でホッと寛ぐ時間がまた幸せ。聞くと、このトリートメントにはまって毎朝通っているタイ人マダムもいるそう。毎日とはいかないまでも、定期的に通うと1ヶ月で3キロは余裕で落とせるとのこと。部分やせも可能だ。もちろん、1回でも効果は抜群。明日急にあのドレス着ることになってしまった!なんて時に絶対いいと思う。ただし、トリートメントのあとはとってもお腹がすくので、私のようにジャンボハンバーガーなんか食べに行かないようにね。他とは一味も二味も違ったこのスパ、本当はしばらく内緒にしておきたい(ふふふ)。
取材・執筆:Keiko(avenu) 写真:Noom(avenu)
●この記事は2004年6月取材時のものです。その後の加筆・修正はしておりません。
●この記事は、記事の内容とまったく同じものが受けれることを保証するものではりません。
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