「通えるくらいお手頃価格のエステってどんなところがあるのかしら?」

「効果が出るメニューが揃ってるエステってどこかしら?」

「使用する化粧品にはこだわっていて欲しいわよね」

そんな言葉をつぶやいてる方は是非、Bio Beauteへ。



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Bio Beaute
〜バイオ・ボーテ〜

『地元マダムが通う美肌と痩身(効果重視)の実用エステの巻』

昨今のエステ・スパブームには本当に驚かされる。私がバンコクに暮らし始めてこの3年の間に一体いくつのサロンが生まれ続けていることか。そうなると当然、私のエステマニア魂は刺激され、日々新たなエステ・スパを探求、より素晴らしいものを発見すべく努力を…、といきたいところだが、そこは主婦、限りある財布の中身と相談もしなくてはならない。そんなとき、新興エステの中に大変経済的な
値段を掲げる所を発見した。お土産代で残り少なくなった予算の中で、旅行者の「それでもやっぱりエステで疲れを癒して帰国したーい!」という願望をかなえるべく、早速でかけてみよう。

場所はBTS(スカイトレイン)アソーク駅から徒歩10分、名は「バイオ・ボーテ(BioBeaute)」。美を探求するタイのある一家がヨーロッパの化粧品を厳選して、東洋の精神と西洋の科学を合体させてスタートしたエステ・スパでここが第一号店。スタートからまだ1年も経っていないというのに、地元タイ人の絶大な支持を受け、また近所に暮らす日本人マダム達も通ってくるという。私の中では全く知名度が無かったところなのだが、お店の清潔感、使用している化粧品の充実度(仏製・ギノー、米国製・ダーマトロジカ、など)と、マネージャー、Msプックの流暢な英語にただならぬものを感じる。しかし、そこは「見掛け重視」のタイ人が経営するスパ、実際にそのテクニックを拝まなくては話しにならん。と、いうところでメニューの選定に入った。

まずメニューの豊富さに驚くと同時に値段の安さに疑いの目すら向けたくなってしまう。フェイシャルメニューは全部で11種。そのお値段は400バーツ(約1100円)〜1200バーツ(約3500円)。ボディーメニューも全部で11種。お値段は800バーツ(約2300円)〜2500バーツ(約7300円)。組み合わせパッケージになると更にお得感は倍増、3種以上のメニューの組み合わせで通常の約30%割り引きになる計算だ。当然、地元マダム達にもそのパッケージが人気メニューで、皆さん2〜3時間の滞在に酔いしれるのだとか。マッサージ前から、「次回はパッケージメニューを予約して」と考えてしまう自分の浅はかさを嘆き、とにかくマッサージを実際に受けてみないと!と心を引き締め、フェイシャルは「ホワイトニング・トリートメント(75min/1,200バーツ)」、ボディは「アロマテラピートリートメント(75min/1,000バーツ)」とそれぞれ当店の人気コースを薦められトライすることに決めた。

マッサージルームは全部で4部屋とこじんまりとした当店ではあるが、ベッドが二つ有るカップル・お友達連れ向きのお部屋あり、ジャクジー付きのお部屋があったりとお客様のメニューによって部屋を使い分けているとのこと。今日はまずフェイシャル専用の部屋でフェイシャルを先に、その後部屋をジャクジー付きの部屋に移動してボディをやるそうだ。部屋に入って上半身のみ下着まで外してローブを着用。ヘアキャップを被ってベットに横たわった。環境音楽が流れ、アロマが心地よく焚かれたお部屋でまずは丁寧なクレンジングからスタート。仏製・ギノーのラインで、アイメイク・唇専用クレンジングでふき取り、ミルクで顔全体の汚れを落とす。スキントナーでふき取ったら、そこからスクラブ入りクリーム(ゴマージュタイプ)でお肌の深い汚れを徹底的に浮き出す。すべては無理なく、ときおりマッサージをほどこしながらのフィンガータッチで気持ちいい。ついウトウトしたくなるが、ぐっとこらえて次に期待を。汚れがすっかり落とされた肌に、今度は高濃度のビタミンCの美容液がアンプル1本分(!)ぬりたくられる。おいおい、1本全部ですか!もうこれで白くならなかったら嘘でしょう!強い日差しで痛めつけられている私の肌はゴクッゴクッと音を立てるかのように吸い込んでいく!やさしく、やさしく、塗り塗り、塗り塗り。そしてその後再びホワイトニングジェルを塗りこみ、最後はホワイトニングマスク。丁寧に筆で塗布され、その上からガーゼを顔全体に覆い、またその上にマスクを重ね塗り!まさにマスクの有効成分を肌の上から逃がさないといった具合だ。一連の作業を終えると、フェイシャル用のジェルで両腕をマッサージし始めた!もうー!!!すっかり睡眠モードの私、気がつくと15分が経過していた。ホワイトニングエマルジョン(美容液)で仕上げて終ったあとの私の肌はぷりっぷりである!

頬をムチムチさわりながら、フェイシャル担当のMs.ビーにありがとうを言う暇も無く、隣のジャクジー付きの部屋に移動。今度の担当はMs.ティック。「それでは着替えてください」と先ほどまで身にまとっていた下半身の衣類を全て脱いで、紙パンツのみにてビニールが敷き詰められたベットに横たわった。なんでビニールなの?と思っているといきなりドロッとした液体を身体に塗りこめはじめた。肌表面の汚れをとり、エッセンシャルオイルの有効成分を染み込ませるという作業が10分ほど、全身に軽いマッサージを施しながら続く。うとうとしかけたそのとき、彼女が私の身体を敷かれたビニールでラッピングし、その上からホットカーペットのような電熱板で上から更に覆った。うーん、あったかい!当然再び眠りに落ちる。そして15分、ラップがとかれた私の身体は汗と老廃物でドロドロ。そのまま花びら浮かぶジャクジーに入った。お湯がぬるめだったのが残念だったが、お姫様気分をしばらく楽しみ、シャワーを浴びてしっとりお肌になったところでいよいよエッセンシャルオイルを使ったマッサージのスタートだ。新しい紙パンツを着用して、今度はタオルが敷き詰められたベットに再び横たわる。決して、無理なく、やさしく、ときには、そのスピードのゆるさにいらいらを感じるような気さえするマッサージ。「お主、まだ若いな。」と少々経験不足はいなめない気もしたが、それでもたっぷり1時間頑張ってくれました。優しいマッサージを希望されるのなら、まったく十分。当然マニアックをお好みの方は、その都度、担当者に「もっと強く」と言いましょう。

両コースを終えて着替えて部屋を出てきたら、たっぷり3時間がたっていた。残念ながらメイク専用のスペースはとても狭いので、お化粧は日焼け止めのみ軽く塗りその場を後にするとしよう。若い担当者の若いテクニックはまだまだこれからの感もあるけれど、これだけたっぷりの化粧品たちとテクニックを駆使してくれてこの値段であるのなら、満足という言葉以外になんと言おう!

日本のエステは高すぎる、とお嘆きのあなた。少ない予算で疲れを取って帰国したい、とお嘆きの旅行者のあなた!ぜひこのスパに足を運んでいただきたい。帰り道は、建物(このスパが入っているビル)の裏手にある素敵な喫茶店、クッパ(スクンビットsoi16)にて優雅なお茶を楽しんでホテルに戻るのも良いだろう。財布に優しいバイオ・ボーテ、恐るべし!

取材・執筆:Miyako.E  写真:Chika(avenu)

●この記事は2002年8月取材時のものです。その後の加筆・修正はしておりません。
●この記事は、記事の内容とまったく同じものが受けれることを保証するものではりません。
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